毎回超有名アーティストをゲストに招いて送る「Catcher in the WEB」のコーナー,その記念すべき初代Webジョッキーとして、ロックンロールの生き字引、シーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠さんを迎えることが出来ました。「パソコンはロックとよう似とるね」と語る鮎川さんは、実はまだパソコン歴1年にも満たない自称「初心者」ですが、すでに自ら HTMLをマスターし、ROKKETS WEBというサイトを立ち上げています。
ADDICTED TO NOISE
http://www.addict.com/ATN/
僕のお気に入りはこれ。ロックにまつわる出来事、一日一日のトピックが充実しとるね。友達のジョイ・ラモーンが記事書いてて、ラモーンズがツアー先でどうしたこうしたとか細かくて。新譜も聞けるし。例えば5月2日は僕の誕生日なんだけど、この日のぞいてみたら、ヒューマンリーグのキーボードの人とかビング・クロスビーの誕生日と一緒だって書いてある。年に1回しかないイベントを共有できるアーティストが居るって分かる・・・そういうのがなんか素敵なんだよね。
Rock & Roll Hall of Fame + Museum
http://www.rockhall.com/http://www.rockhall.com/
ATNがニュース的なサイトだとすると、ここはより深くロックヒストリーに絡んだ、手作りで、細やかな情報を提供してくれる資料的なところ。いつももっともっと見たいと思うけど、リンクが優れてて、つい脱線してどこかへ行ってしまう。いつか腰を据えて見らないかんね、と思いよる。
Old Hippies Home Page
http://wl.iglou.com/hippie/real.htm
インターネットにつないで最初に行ってみたかったサイト。グレートフル・デッド・ファミリーの中の一つのサイトだけど、ロックとか文学とか、ヒッピー文化のジャンル全部をフォローする貴重なサイトやね。ホームページのキャッチがイカす。
NEW YORK TRASH
http://www.nytrash.com/
世界一のロック・フォトグラファー、ボブ・グルーエンが僕に教えてくれた、NY文化サイト。ビレッジ辺りの、コニー・アイランド・ハイとかコンチネンタルだとかあそこら辺の、CBGBとかのにおいを感じさせる、ロックやアートやカルチャーを伝えてくれるところ。ホットなロックニュースっていうわけではないけど、今ならボブのロングストーリーが作品写真つきで特集されてるから、行ってみてほしい。チャック・ベリーの写真なんか、ボブが「警備員につまみ出される直前に撮ったもんだぜ」ゆうて自慢しよったやつでね(笑)。あれが生まれて初めて金になった写真らしい。それもチャック・ベリー本人が200ドルで買ってくれたっていういわく付き。思い出深いやろうね。
Alta Vista Simple Query
http://www.altavista.digital.com/
ロック情報を検索するなら、僕はYahoo!よりもここ。思いがけない、整然としてない検索結果が出る。偶然性で遊びに行けるサイトが見つかるんよね。
ROKKETS WEB
http://www.rokkets.com/
なんちゅうてもまず、自分が作ったこれやね。ロックンロールのことなら全部分かるからね。これ作るのにかまけて2年もアルバムださんってファンに怒られようもん。けど僕はロックの伝導役をかって出たんよね。インターネットならそれが出来る。それがこのメディアの面白かとこやね。